スタートレック、現在進行中のシリーズと企画まとめ
スタートレック:ディスカバリーは先日第2シーズンがフィナーレを迎えた。だが、アメリカCBSテレビはアレックス・カーツマンに5年間、複数のスタートレックシリーズの企画、制作を委ねる契約を交わしており、これからもスタートレックの新作をどんどん作っていく予定だ。予定されている番組の数が結構増えてきたので、一度整理したい。
StarTrek.comは2019年2月27日、ディスカバリーの第3シーズンへの更新が決まったことを伝えている。
昨日、最初の予告映像が公開されたこのシリーズは、アマゾン・プライムから2019年末に配信される予定だ。ジャン・リュック・ピカードの映画『スタートレック:ネメシス』以降の人生が語られる。タイトルは英語では確定しているので、あとは日本語がどうなるか、吹替が麦人になるかどうかが注目される。
実写TV3)スタートレック:セクション31(仮)
2019年1月14日、StarTrek.comはスタートレック:ディスカバリーのスピンオフとして、ミシェル・ヨー主演でセクション31を描く実写シリーズを企画していることを発表した。
アニメTV1)スタートレック:ローワーデッキ(仮)
2018年10月25日、CBSはマイク・マクマハンとコメディアニメ『Star Trek: Lower Decks』を2シーズン制作する契約を交わした。マクマハンは『リック・アンド・モーティ』『サウスパーク』などを手がけてきたスタッフ。 2019年5月7日、このシリーズの第1話の脚本読み合わせがおこなわれた。作品は「宇宙艦隊で最も重要性の低い船」の補助クルーを描く1話30分のコメディアニメとなる。
アニメTV2)タイトル未定
2019年4月24日、StarTrek.comはCBSとニコロデオンが共同でスタートレックのCGアニメーションシリーズを制作することを発表した。制作者は『トロールハンター』『LEGOムービー』を手がけたケビン&ダン・ヘイグマン兄弟。内容は10代の不良少年たちが遺棄された宇宙艦隊の船を発見し、冒険の旅に出る、という冒険の王道ストーリー。
映画1)クエンティン・タランティーノ版
JJエイブラムスによるリブート版スタートレック映画第4作の企画は、クリス・パイン、クリス・ヘムズワースの出演料が折り合わず制作は中断。残るクエンティン・タランティーノ版はまだチャンスはあるそうだが、作業が進んでいるという話も聞かないのでコメントしずらいところ。生暖かく見守りたい。
といった感じで、CBSとパラマウント合わせて、発表されている企画は6本ほどある。おそらく、公開時期をずらして人気が分散しないようにするなど、手は打つだろうけど、あんまりシリーズが増えるとコワいよね。DS9とヴォイジャーのときみたくならないことを祈りますわ。
スタートレック、ピカード新シリーズ主要キャラクター(ネタバレ?)
CBSが制作する、ピカードが主役の新シリーズに関する情報をざっくりご紹介。ネタバレ上等な方向け。元記事から推測するに、俳優のエージェント(日本でいう芸能事務所)に配られる俳優募集用の書類が流出したものと思われるが、ガセの可能性もあることをご理解よろしく。
元記事はこちら。
・第1シーズンは全10話。
・時代設定はTNGから20年後、おそらく2389年ごろ。
・JJエイブラムスの映画で描かれたロミュラスの破壊も正史の一部になっている。
・このシリーズそのものはケルヴィンタイムライン(JJ版の並行宇宙)ではなくプライムタイムライン(TVシリーズと同じ宇宙)に属する。
・主人公はジャン・リュック・ピカード。ロミュランと連邦の関係構築に深く関わっていたため、ロミュラス破壊は彼の人生に大きな影響を及ぼした。
・スタートンは30代前半の男性で人種は指定なし。ポジトロニック・ブレインの専門家。宇宙恐怖症。ピカードの任務を見られることに興奮する。
・コニーは30代前半の女性。アフリカ系アメリカ人、すぐ怒るが許すのも早い。夫と死別。故郷の惑星では死刑判決を受けている。自分の宇宙船を持ち、雇われて人や物を運ぶ。
・ローレンスは30代のハンサムな男性で人種は指定なし。危うい倫理観の持ち主。ピカードが任務で使う船のパイロットを務める。腕利きの泥棒で忠誠心は疑わしい。
・ドクター・スミスは3〜40代の男性で人種指定はなし。説明によればEMH(ヴォイジャーのホログラムドクター)の改良版か新型らしい。医療だけでなく、機関、戦術、科学などさまざまな問題でクルーをサポートする。
・クバーは主要キャラクターの中では最年少の17歳のロミュランの少年。主に女性からなるスピリチュアル・オーダー(なんらかの組織、団体をさすようだ)の唯一の子ども。格闘家であり危険な凶器とみなされている。役者には格闘技の経験者が求められているが、フェンシングもプラス評価される。
・インディラは20代前半の女性で人種指定なし。非常に聡明で肉体的にも機敏。しかし未成熟で一生懸命過ぎるため、人付き合いに問題がある。
・アラナは40〜50代の女性で人種指定なし。薬物とアルコール中毒だが、素晴らしいアナリストで優れた記憶力を持つ。元は諜報員だった。
こうしたキャラクターの記述からうかがえるのは、ピカードが宇宙艦隊士官ではなく、考古学者として何か遺跡や遺物を探索する仕事をしているらしいこと。主要キャラクターの大半は宇宙艦隊のクルーではなく、うさんくさい感じだ。元記事では新スタートレックのエピソード『命のメッセージ』のようになるのではないかと書かれているが、自分的には『謎のエイリアン部隊』っぽい印象だ。
上記の説明はガセの可能性も当然あるんだけど、先日発表された追加キャストのサンティアゴ・カブレラとミシェル・ハードに関する説明と重なる点が多い(食い違う点もある)。なので、この説明の通りにはならなくとも、これに近い内容になる可能性は否定しきれない。
谷口監督インタビューを読んで思ったこと
コードギアス映画化記念でおこなわれた谷口悟朗監督インタビューの内容が(ごく一部で)物議をかもしている。
ロボットジャンルでコードギアス以降、新規のヒット作が生まれていないことについて、「それについては、もう巨大ロボットが必要とされなくなってきているということでしょうね」とコメントしたためだ。
いやあ、確かにおっしゃる通り。今時の若者はクルマすら持ちたがらないし、巨大ロボットなんてリアリティがないと見抜いてしまう賢いお子様ばっかりで、メカもの全般に人気が低調なのは認めざるを得ない。しかし、SF者であり宇宙船やロボットにワクワクを感じるボンクラとしては素直に受け入れたくない。
過去を振り返ればマジンガーからガンダム、マクロス、トランスフォーマー、パトレイバー、エヴァンゲリオンと数年おきに傑作やヒット作が生まれ、ロボットアニメが廃れることなく続いてきた。だが、2010年ごろ(グレンガラン、ガンダム00、マクロスFが終わったあたり)を境にロボットアニメのジャンルでは新しいヒット作が出ない状況が続いている。(個人的にはガルガンティアとかクロスアンジュとか面白い作品はあるんだけど)
でもその不調はどちらかというと大人向けの深夜アニメの問題であって、それもロボットアニメだけでなく深夜アニメ全般がここ数年、ブームになるような大ヒット作がでにくくなっているように思える。
深夜以外のアニメ・特撮に目を向ければ、谷口監督が除外したシンカリオンは好評につき2年目に突入だし、戦隊シリーズも毎年頑張っている。バンナムのIP別売上高を見れば、2018年のガンダムの売上は683億円。ハリウッドではパシフィックリムやトランスフォーマーの続編が作られている。ロボットでも新作でもないが、近いジャンルの作品としてはグリッドマンが昨年話題になったのも記憶に新しい。
何がいいたいかっていうと、ロボットアニメの需要はブームだった1980年代ほどはないにせよ、世界にも日本にも十分市場はあるし、潜在的な客はいるんじゃないんですか、ってこと。ガンダム好きな奴の多くはボトムズとかも好きなわけで、ガンプラしか買わないって人は少ないと思う。
あと、近年のロボットアニメを見ていると、ヴァルヴレイヴ、鉄血、マクロスΔ、フランキスのようにヒット作になりうるポテンシャルを持ちながら、作り手が下手を打った作品が多い印象だ。まあ昔より客もシビアだし作るの大変だろうとは思うんだが、(主に脚本が)妙に斜に構えたり、王道を避けて逆張りした挙げ句に番組コケてりゃ世話ないよねっていう。
そもそも需要があるネタしか作らないんなら、この業界、ハーレムとやおいと学園とファンタジー風異世界以外いらないって話になりかねない。(そうなりかけている気もするが)それじゃああまりにもつまらんでしょ。
TVシリーズ5つで700話以上作って一時はもうネタ切れといわれていたスタートレックもJJエイブラムス版やディスカバリーが好調だったりするし、ロボットアニメも面白いものを作れば勝ち目はあると思うんだけどなあ。
マクファーレン・トイのスタートレックフィギュアを買ってみた
新年早々、宅配便待ちでエラい目にあったが、気をとりなおしてフィギュアのレビューを書こうかと思う。
マクファーレン・トイといえばスポーンでおなじみのこだわりのフィギュアメーカー。って若い人はもう知らないか。1990年代にトッド・マクファーレンという漫画家が描いた『SPAWN』が世界的にヒット。作者自らおもちゃのメーカーを立ち上げて、コミックの登場キャラの彩色済みフィギュアを安価に販売。現在の完成品フュギュアブームの原点を作った。日本にもこの時期にアメコミトイにはまったコレクターが結構いて、「超レア激ヤバ即ゲット」などという恥ずかしいフレーズが流行ったという……
そんなメーカーが一昨年前(かな?)スタートレックの商品化権を取得。結構ワクワクしていたんだが、ようやく第一弾のカーク船長とピカード艦長のフィギュアが発売された。まー本国価格で20ドル程度(日本に持ってくると4〜5千円コースだけど)なんで過剰な期待はしていなかったが、造形はかなり良い出来かと思う。
あと写真ではやや見にくいかもだけど、付属品のチョイスが素敵。普段使うフェイザーガンに加えて、カークは「光るめだま」のフェイザーライフル。ピカードは「超時空惑星カターン」のレシクの笛がついているという、マニア泣かせなアイテムだ。このセンスで続くなら、今後発売予定のスポックとマイケルのフィギュアにもマニアックなアイテム(ハープとか望遠鏡とか)が付属しそうで楽しみ。
肝心の塗装だが、自分が入手した分はピカードは文句なしの出来だった。胸回りの細かい塗り分けとかもちゃんとしてるし、笛の穴もしっかり塗られている。っつーかピカードのフィギュアに外れなし、というか特徴が再現しやすい印象があるなー
問題はカークのほう。ピンぼけの写真だとイマイチ分かりづらいが、髪の毛の塗装の境目がずれていてかなり残念な出来。多分、店頭にあったら売れ残りワゴンセール行きの品だぜ。やっぱ海外通販はコワいよねー。
というわけで撮り直し。顔の塗りは良いのに髪の生え際のラインがずれずれです。ショボーン。よっぽど購入店に英語でクレームいれようかと悩んでいたんだが、知人に「シャトナーのカ○ラっぽい感じが出てる」といわれて許すことにした。
さすがマクファーレン・トイ。「シャトナーの不自然な生え際を完全に再現」するなんて! そう思うと、これは非常に貴重なフィギュアに見えてくるから不思議だ。
お気に入り度(5段階):☆☆☆☆
オススメ度(5段階):☆☆☆
(造形は良好だが、塗装に当たり外れがある)
スタートレック 7インチ アクションフィギュア シリーズ1 2種セット
- 出版社/メーカー: マクファーレントイズ
- 発売日: 2018/09/25
- メディア: おもちゃ&ホビー
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ガンダムの食玩「Gフレーム03」購入
真面目なことばっか書いていると疲れるので、地震後に買った食玩「Gフレーム03」の紹介でも。
ガンダムのリアル頭身の食玩はSDに比べるとなかなか定着せず、小刻みに仕切り直している印象がある。最近はGフレームと呼ばれる、可動フレームと外装を別々にしたものが発売中だ。
おそらく仮面ライダーの上半身/下半身が別売りのシリーズが好調なんで、それを参考にしたものと思うが、アイデアとしては悪くないと思う。「可動フレーム+武器」で一箱、「外装+固定フレーム」で一箱となっており、両方買うとよく動くMSのアクションフィギュアが完成する。
可動フレームは通常サイズと大型サイズの2種類を用意することで、大抵の機体に対応でき、コスト削減にも寄与していると思われ。海洋堂のリボルテックもそうだが、関節パーツを共通にするだけでも、商品化のハードルは下げられる。
今回のGフレーム第3弾ではガンダムと百式が通常サイズ、シャアザクが大型の共通フレームを使用している。
さすがにこのお値段で全塗装は無理だったか百式の金色は成形色で再現されているが、結構頑張っている(HGUCのうん…じゃなかった黄土色に比べて)。ただパッケージ写真に全塗装したものを使うのは批判されても仕方ないだろう。
共通のフレームを採用しているためプロポーションがフレームに引っ張られている部分もあるが、どの機体も良好なバランスでアレンジも許容範囲内。文句なしの出来栄えだ。後ろから見るとフレームが丸見えなのは、お値段考えるとしゃあないかと。メカらしさをアピールする一環としてフレームを露出させる演出という解釈もあり。
どちらかというとおもちゃ好きな自分としてはABS樹脂製の可動フレームの関節、特に重量がかかる腰と股関節のボールジョイントがすぐにゆるくなってしまうのが残念。そのため、固定フレームのまま飾ることが多くなっている(可動フレームも買っているが)。正直にいえば、この商品に限らず荷重のかかる腰の関節にボールジョイントを使うのはいかがなものかといつも思っている。
あと、可動フレームと外装を別売りにしているが、田舎のスーパー(うちのまわり)にいくと可動フレームだけ売れ残っていることが多くて困る。外装には固定フレームがついているため、外装だけ買えばとりあえず商品として成り立ってしまうからなんだけど、あまりお店にやさしくないし、シリーズ終了の原因になりかねない気がする(可動フレームだけ売れ残る=>お店が仕入れなくなる=>売上減少=>シリーズ終了)。じゃあどうすればいいかって? 頭とかバックパックとか大事なパーツをひとつ、可動フレーム側に入れるとかかねえ。
お気に入り度(5段階):☆☆☆☆ 造形は良い。問題はフレーム回り
機動戦士ガンダム Gフレーム03 (10個入) 食玩・ガム (機動戦士ガンダム)
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2018/09/03
- メディア: おもちゃ&ホビー
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2018年北海道胆振東部地震に関する覚え書き
台風に地震とストレスフルな一週間が過ぎた。とりあえず自分の体験に基づき今回の教訓をまとめておく(毎回いわれることのような気もするが)
1)最低限の食料備蓄は大事
2、3日分の缶詰、カップ麺、飲料、カセットコンロなどがあるとかなり心強い。
2)最後の頼みの綱はラジオ
停電でテレビ、パソコン、携帯が使えなくなっても、電池式のラジオが1台あればニュースは拾える。
3)携帯電話は基地局が死んだらおしまい
停電後も初日の午前中は使えていたが、午後から少しずつつながりにくくなり、翌日には使用不能になった。基地局のバッテリーが尽きたっぽい。高速で皆が使う4G回線より、古い3G回線のほうがつながりやすいといった裏技にも限度がある。
4)現金は大事
電気が止まるとクレカや電子決済が使えなくなる。非常時の買い物は現金。
5)ガソリンは大事
普段から余裕をもって入れておこう。災害発生後はガソリンスタンドまで何キロも並んだ挙げ句、数リットルしか買えなかったりする。
6)冷凍庫に食料を溜め込み過ぎると停電で無駄になる
安売りで買いだめしていた肉を無駄にしないため、地震後に焼き肉をした家も多かったとか。まー電気以外のライフラインが生きていたからできたことだが。
停電の中、食料、日用品を販売してくれたお店の方々には心より感謝したい。販売方法(ひとり当たりの個数制限)や行列に文句をいう人もいたけれど、売ってくれただけありがたいよ。それに店員さんだって被災者なんだぜ。
あと、今回の停電の復旧は全地区一斉ではなく、ブロック(太い道路で区切られた街区)ごとに細かく区切っておこなわれたが、駅や病院、銀行があるブロックが優先された。そのため、住宅街は停電が続いているのに駅前の居酒屋やパチンコ屋のネオンがついていて、ひんしゅくを買った事例が多い(ネットで炎上したり、苦情の電話も相当あったと思われ)。電力会社なり店舗なりの配慮は必要かと。
また、今回は幸い真夏や真冬ではなかったが、これが真冬だったら死者数はこんなもんじゃきかなかっただろう。北海道の暖房は灯油がメインだから大丈夫とかいってる人もいるけど、本気でいっているのか聞きたいところ。近年の暖房器具ってタイマーだの自動運転機能だのがついて高機能化した代償として、灯油ストーブでも電気がないと使えないものがかなり多いんだが。
スタートレック:ディスカバリー・スターシップ・コレクション USSシェンジョウ到着!
タイトル長!というのはともかく、英国イーグルモスから発売中のスタートレック・スターシップ・コレクションより、ディスカバリーに登場したUSSシェンジョウが到着したのでざっと紹介したい。
本当は日本版発売を待ちたかったんだが、日本有数のプロップコレクター、shin氏のSFプロップ・ミュージアムの記事
を読んで、ディスカバリー・シリーズの発売の有無については回答なし=「しばらく発売はないだろう」という判断に至り、とりあえず最初のほうの号を海外から取り寄せてみた。
USSシェンジョウのパッケージ。下は通常版第111号のUSSフェニックス。パッケージサイズの違いが分かるかと。
フタを開けると中に冊子が入っている。通常号付属のものよりサイズが小型になった。
とりあえず本体を左舷前から。模型のサイズが大きいのと赤いペイントが相まってなかなかの迫力。
左舷後方から。シルエットとしてはリライアントよりNX-01寄りかなあ。
円盤部アップ。赤いストライプに白抜きで船名、船体番号の表記が新鮮。
円盤部を後方から。NX-01で隙間があったところにシャトル格納庫をもってきた感じ。合理的なデザインといえるだろう。
船尾側から。今回はスターシップレコクションの連邦船にしては珍しく、組み立ても割と良好。自国の船名だけに中国の工員さん頑張った?(じゃあUSSテンアンモンとかどうなるんだろ)
船体下面はさすがに地味。でも下面の中央がブリッジなんだよな、この船。
第1号を見る限り出来は良好で日本でもぜひ発売して欲しいところなんだけど、出版社的には二の足を踏んでいると思われ。
理由1:「スタートレック:ディスカバリー」自体の知名度の低さ。多分、「スタートレック:エンタープライズ」開始当時と同じくらい、日本では知られていない。知名度が低ければ当然ファンも少なく、商品も売れない。
理由2:商品の高額さ。1号は安いが、2号以降はイギリスで30ポンド、アメリカで45ドル(定期購読の支払い額。単品売りはさらにお高い)。日本に持って来た場合、1号あたり5〜6千円コースになるだろう。理由1とも絡むが、今の日本でこの金額で定期購読するディスカバリーのファンがどれだけいるのかというのが問題。デアゴスティーニのビジネスモデルはファンが少ないマイナー作品では成り立たないだろう。
上記理由から、日本版の発売はしばらくないだろうと予想したが、もちろんこんな予想は外れてくれたほうが嬉しい。もし日本版が出たら?もちろん買うよ。1号から。冊子の記事、日本語で読みたいし。