マクファーレン・トイのスタートレックフィギュアを買ってみた

新年早々、宅配便待ちでエラい目にあったが、気をとりなおしてフィギュアのレビューを書こうかと思う。

 

マクファーレン・トイといえばスポーンでおなじみのこだわりのフィギュアメーカー。って若い人はもう知らないか。1990年代にトッド・マクファーレンという漫画家が描いた『SPAWN』が世界的にヒット。作者自らおもちゃのメーカーを立ち上げて、コミックの登場キャラの彩色済みフィギュアを安価に販売。現在の完成品フュギュアブームの原点を作った。日本にもこの時期にアメコミトイにはまったコレクターが結構いて、「超レア激ヤバ即ゲット」などという恥ずかしいフレーズが流行ったという……

 

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そんなメーカーが一昨年前(かな?)スタートレックの商品化権を取得。結構ワクワクしていたんだが、ようやく第一弾のカーク船長とピカード艦長のフィギュアが発売された。まー本国価格で20ドル程度(日本に持ってくると4〜5千円コースだけど)なんで過剰な期待はしていなかったが、造形はかなり良い出来かと思う。

 

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あと写真ではやや見にくいかもだけど、付属品のチョイスが素敵。普段使うフェイザーガンに加えて、カークは「光るめだま」のフェイザーライフル。ピカードは「超時空惑星カターン」のレシクの笛がついているという、マニア泣かせなアイテムだ。このセンスで続くなら、今後発売予定のスポックとマイケルのフィギュアにもマニアックなアイテム(ハープとか望遠鏡とか)が付属しそうで楽しみ。

 

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肝心の塗装だが、自分が入手した分はピカードは文句なしの出来だった。胸回りの細かい塗り分けとかもちゃんとしてるし、笛の穴もしっかり塗られている。っつーかピカードのフィギュアに外れなし、というか特徴が再現しやすい印象があるなー

 

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問題はカークのほう。ピンぼけの写真だとイマイチ分かりづらいが、髪の毛の塗装の境目がずれていてかなり残念な出来。多分、店頭にあったら売れ残りワゴンセール行きの品だぜ。やっぱ海外通販はコワいよねー。

 

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というわけで撮り直し。顔の塗りは良いのに髪の生え際のラインがずれずれです。ショボーン。よっぽど購入店に英語でクレームいれようかと悩んでいたんだが、知人に「シャトナーのカ○ラっぽい感じが出てる」といわれて許すことにした。

さすがマクファーレン・トイ。「シャトナーの不自然な生え際を完全に再現」するなんて! そう思うと、これは非常に貴重なフィギュアに見えてくるから不思議だ。

 

お気に入り度(5段階):☆☆☆☆

オススメ度(5段階):☆☆☆

(造形は良好だが、塗装に当たり外れがある)

 

 

スタートレック 7インチ アクションフィギュア シリーズ1 2種セット

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