ガンダムの食玩「Gフレーム03」購入
真面目なことばっか書いていると疲れるので、地震後に買った食玩「Gフレーム03」の紹介でも。
ガンダムのリアル頭身の食玩はSDに比べるとなかなか定着せず、小刻みに仕切り直している印象がある。最近はGフレームと呼ばれる、可動フレームと外装を別々にしたものが発売中だ。
おそらく仮面ライダーの上半身/下半身が別売りのシリーズが好調なんで、それを参考にしたものと思うが、アイデアとしては悪くないと思う。「可動フレーム+武器」で一箱、「外装+固定フレーム」で一箱となっており、両方買うとよく動くMSのアクションフィギュアが完成する。
可動フレームは通常サイズと大型サイズの2種類を用意することで、大抵の機体に対応でき、コスト削減にも寄与していると思われ。海洋堂のリボルテックもそうだが、関節パーツを共通にするだけでも、商品化のハードルは下げられる。
今回のGフレーム第3弾ではガンダムと百式が通常サイズ、シャアザクが大型の共通フレームを使用している。
さすがにこのお値段で全塗装は無理だったか百式の金色は成形色で再現されているが、結構頑張っている(HGUCのうん…じゃなかった黄土色に比べて)。ただパッケージ写真に全塗装したものを使うのは批判されても仕方ないだろう。
共通のフレームを採用しているためプロポーションがフレームに引っ張られている部分もあるが、どの機体も良好なバランスでアレンジも許容範囲内。文句なしの出来栄えだ。後ろから見るとフレームが丸見えなのは、お値段考えるとしゃあないかと。メカらしさをアピールする一環としてフレームを露出させる演出という解釈もあり。
どちらかというとおもちゃ好きな自分としてはABS樹脂製の可動フレームの関節、特に重量がかかる腰と股関節のボールジョイントがすぐにゆるくなってしまうのが残念。そのため、固定フレームのまま飾ることが多くなっている(可動フレームも買っているが)。正直にいえば、この商品に限らず荷重のかかる腰の関節にボールジョイントを使うのはいかがなものかといつも思っている。
あと、可動フレームと外装を別売りにしているが、田舎のスーパー(うちのまわり)にいくと可動フレームだけ売れ残っていることが多くて困る。外装には固定フレームがついているため、外装だけ買えばとりあえず商品として成り立ってしまうからなんだけど、あまりお店にやさしくないし、シリーズ終了の原因になりかねない気がする(可動フレームだけ売れ残る=>お店が仕入れなくなる=>売上減少=>シリーズ終了)。じゃあどうすればいいかって? 頭とかバックパックとか大事なパーツをひとつ、可動フレーム側に入れるとかかねえ。
お気に入り度(5段階):☆☆☆☆ 造形は良い。問題はフレーム回り
機動戦士ガンダム Gフレーム03 (10個入) 食玩・ガム (機動戦士ガンダム)
- 出版社/メーカー: バンダイ(BANDAI)
- 発売日: 2018/09/03
- メディア: おもちゃ&ホビー
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